思いのままブログ

神護寺 春の特別公開

2011年5月17日

参堂

高尾山の中腹に建つ山岳寺院である神護寺は清滝川に架かる橋を渡ってから長い参堂を登っていかないとたどり着きません。

神護寺は、空海が東寺や高野山の経営に当たる前に一時住した寺であり、最澄もここで法華経の講義をしたことがあるなど、日本仏教史上重要で著名なお寺です。

開基は、和気清麻呂。道鏡の皇位継承問題で宇佐八幡のお告げを持ち帰った道鏡事件で流罪になるが、称徳天皇死去後、許されて都に帰ってきてからは、天皇の信任厚く、平安遷都の提唱者であり、新都市造営の推進者として知られるが、国家安泰を祈願し河内に神願寺を、ほぼ同時期に山城に私寺として高尾山寺を建立している。

和気清麻呂が没すると高尾山寺の境内に墓が祀られ、子息の広世、真綱、仲世たちが最澄、空海を相次いで招いて仏教界に新風を吹き込む。

やがて、真綱、仲世の要請で神願寺と高尾山寺が合併し、神護国祚真言寺(神護寺)とし、一切を空海に付属し、それ以後真言宗として今日に至っている。

本堂

2008年に訪れたときは、暗い堂内だったが内陣に入ることが出来、間近で国宝・本尊薬師如来、重文・日光月光菩薩を拝することができたけれど、

今は、内陣には入れない。しかし、LED電気で仏様のお顔はライトアップされている。

どちらが良いのか。

お寺の人に聞くと、仏像盗難事件が相次いだとき、その犯人がこのお寺にも来ていることが判ったので、内陣には入れないようにしたということです。

でも、内陣には入れなくとも、本尊・薬師如来の圧倒的パワーは離れていても伝わってきます。

今回訪れた目的は、多宝塔の国宝現存最古の五大虚空蔵菩薩像の特別開扉と本尊脇侍日光月光菩薩です。

多宝塔は本堂の少し上にある、多宝塔は昭和10年の建立です。

多宝塔の五大虚空蔵菩薩が横並びに並んでいる様は、極上の空間です。

以前は往復はがきで申し込んで後の開扉だったのが、今は春と秋に2回どちらも3日間だけの開扉になっているそうです。

虚空蔵さんの日は13日ですが、遠方から来られる方が土日を入れて欲しいという要望が多いので、13日より前後して開扉されるということをこれからも続けていくそうです。

お寺の方が説明をしてくださったのですが、これが詳しくて、わかりやすくて、うまくて2回も聞いてしまいました。

虚空蔵菩薩が五体揃っているのは2つ。国宝はここ。あと一つは東寺観智院の唐からきた鳥獣座の重文五大虚空蔵菩薩。

もしかしたら神護寺の虚空蔵さんも元は鳥獣座だったかもしれないそうです。

多宝塔入り口

東博で空海展が秋に開催されるときには、向かって右から2番目の蓮華虚空蔵菩薩様と左から2番目の業用虚空蔵菩薩様の2体が出向かれるそうです。

それと、国宝高尾曼荼羅も出品されるそうですが、これは傷みが激しく、出すかどうかを住職が最後まで悩んでおられたそうです。

蓮華虚空蔵菩薩様が大阪観心寺の如意輪観音さまによく似ており、同じ工房で作られた可能性が強いそうです。

それというのも同じ空海のお弟子さんの寺でつながりが深かったので、ありえるとのことです。

神護寺は真済(しんぜい)によって確立された。

大師堂

神護寺は都に入るときに重要な地点になるので、幾たびか軍事拠点になったという。そのたびに戦火に巻き込まれ、

今残っている仏様が担ぎ出されて残っているのは奇跡。あとは焼かれたそうです。

和気清麻呂公霊廟

墓までは、歩いて行かないといけないが、道はきれいに歩きやすくなっている。

お寺の方がよく参られるからであろうか。

金堂は昭和10年京都の豪商山口玄洞の寄進によって建てられた。多宝塔も同じ。

霊廟も昭和10年にこちらへ移されたという。

快晴のお天気の日に極上の空間に浸ることができました。

 

 

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