思いのままブログ

戦後初の一般公開 増上寺解脱門

2011年10月20日

都営三田線の「御成門駅」「芝公園駅」または、都営大江戸線「大門駅」で降りるとすぐこの門に出会います。

重要文化財「有障院霊廟二天門」

そして、増上寺の表の顔の解脱門「三門」が見えてきます。

慶長16年(1611)徳川幕府の助成により、幕府の大工頭・中井正清とその配下により建立され、元和8年(1622)に再建されました。

増上寺が江戸初期に大造営された当時の面影を残す唯一の伽藍で、東京都内でも最も古い木造建築物のうちの一つです。

増上寺は、明徳4年(1393年)浄土宗第八祖酉誉聖徳聰(ゆうよしょうそう)上人によって開かれた。

今も浄土宗です。

増上寺の歴史は、

徳川家康が関東の地を治めるようになってまもなく徳川家の菩提寺として選ばれました。家康の手厚い保護があり、増上寺は大隆盛に向かっていった。

寺地所有の領地は一万余石、寺格百万石とうたわれ常時3千人の修行僧がいたといわれている。

明治になってから苦難の時代になり、境内地も召し上げられ明治6年と42年の2度の大火で貴重な堂宇が焼失したが、大正期には大殿も再建もなり徐々に復興整備されていったが、昭和20年の空襲で無に帰ってしまった。

しかし、終戦後壮麗な新大殿を建立、次々に建物を復興していき今に至っている。

しおりつきで拝観料500円です。

正式名称が「三解脱門」で、むさぼり(貪欲)、いかり(瞋恙)、おろかさ(愚癡)の三つの毒から離れ、極楽浄土へ入る心を作るための門です。

楼上(2階内部)には、真ん中に釈迦三尊像、十六羅漢像が釈迦三尊像を挟んで八体ずつ、羅漢像の前に二周り小さな増上寺歴代上人の尊像が安置されていました

釈迦如来坐像は、寄木造りで大きな七重蓮台に座っていて像高115.5cm 向かって左 普賢菩薩騎象像、右 文殊菩薩獅子像が69cm 

三尊とも玉眼・漆箔で衣には蒔絵風紋様があります。

十六羅漢像は寄木造り、玉眼、円頭で88~100cm 胡粉仕上げで衣は極彩色。

ともに京仏師絵所法眼徳悦が彩色を行っており、仏像は室町時代末から江戸時代初期にかけて南都を中心に活躍した下御門仏師・宗印一門の手で、天正末期から慶長前半に製作されたと推察されています。

釈迦三尊と十六羅漢像とは雰囲気が幾分違って感じましたが一門によってつくられたからでしょうか。

漆箔が良く残っているのと、蓮台も豪華なのとが相まってとてもりっぱで豪華です。

開け放たれた門の中で釈迦三尊を見ていると、当時は高い建物もなかったので、楼上から釈迦三尊が江戸を見守っているように見えたのではないでしょうか。

それから、御霊屋も特別公開されているというので、そちらに向かいました。

こちらは中でボランティアガイドさんが説明をしてくれていました。

こちらは絵葉書付きで500円。

絵葉書の中は、今の霊廟1枚と戦災で焼けてしまった貴重な霊廟の写真が10枚と明治の34年の芝増上寺境内全図の地図が入っていて、それだけでも値打があるのでとってもお徳です。

増上寺には、6人の将軍、5人の将軍正室、5人の側室、および将軍の子女多数が埋葬されています。かつては両隣のホテルまで増上寺の敷地であり、霊廟も広々とあったそうです。

御霊を祀るために造営された墓所・本殿・拝殿を中心とした施設はその当時最高の技術を駆使して造られ戦前国宝に指定されていた。

しかし昭和20年の戦災によりほとんどが焼失しわずかに残った建物もその指定を解除された。

昭和33年から文化財保護委員会の許可を得て詳細なる学術調査が行われ、南北に配していた墓所は本堂裏手の現在地に埋葬された。

二代秀忠公の霊廟 奥院宝塔 

装飾美麗であり、当時の工芸美術の粋を尽したものであった。

六代将軍家宣公の霊廟の左右廊内部

今の増上寺の秀忠公とお江夫妻の墓所

戦災で宝塔が焼失してしまったため、正室お江の宝塔が使用されている。

だから石の宝塔なんですね。

戦災を経てきたために、徳川家にしては狭い敷地に多くの人の墓所があるんですね。

増上寺御霊屋に祀られているのは、二代秀忠公、六代家宣公、七代家継公、九代家重公、十二代家慶公、十四代家茂公、家茂公正室和宮。

めったに見ることのない解脱門に上がることができて、霊廟も見学させてもらって、東京タワーとセットの景色も楽しむことができて、満足でした。

 

 

 

 

 

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