「かん袋」に誘われて堺の町へ 

貝塚のお寺にお参りに行った後、どこへ行こうかと思案。

貝塚の南の和歌山か、東の和泉市久保惣記念美術館へ行こうか、北を向いて行こうかと気ままに考えていたとき、目に入った「かん袋のくるみ餅」に誘われて堺へゴーすることにしました。

堺の町を散策するのは初めてですが、皆さんは堺と言われたら何が一番に頭に思い浮かべますか。世界遺産に登録された百舌鳥古墳群ですか?千利休ですか?与謝野晶子ですか?刃物ですか?自転車ですか?

そんなもろもろが思い浮かべられるほどに、堺は、古墳時代から現在に至るまで、歴史がいっぱい詰まった町なんだと感じました。

お目当ての「かん袋」には、人が店から溢れ出すほどに行列ができています。行列の後に並んで、「こんなに並んでいるけどおいしいんやろうか?」とつぶやくと前の方が、「おいしいですよ、特にかき氷と一緒に食べると一層おいしさが倍増します」と太鼓判を押していただいてので、せっかく堺に来た限りは 是非食べずばなるまい! 決意。

順番が来て、先にレジを済ませると上の写真の木の札を渡されました。氷くるみ餅と物々交換でしたが、この木の札が聖徳太子が持っている杓みたいで超お気に入りになりました。

そのあと、アルフォンス・ミュシャを見に堺市立文化館へ行きました。ドイカメラの土井さんがコレクションされたミュシャの作品を堺市に寄贈されたとのことで、アールヌーヴォーを代表するミュシャの実物の美を堪能して、刃物ミュージアムまで寄って(無料)、堺市を堪能して帰ってきました。