秋の嵯峨野めぐり
京都の人気観光スポットのひとつ、嵯峨野にはたくさんの観光客が訪れますが、渡月橋を渡って天竜寺あたりは観光バスも乗り入れてすごい人の賑わいを見せますが、天竜寺を超えて左の細い道に折れて落柿舎や常寂光寺や二尊院へ向かう道にでると、少し人も減ってきますが、景観が守られて自然が豊かであるせいか人もそんなに気にならなくなります。
一般住宅も高さ制限だけでなく、外観も奇抜な建物はなく自然な、日本の原風景のような佇まいをみせています。この徹底さには敬服します。
この辺りは都から程よい距離で貴族の別荘地だったようで、雅な雰囲気が全体に漂っています。
道しるべも解りやすく表示されているので、落柿舎へ行くのにも常寂光寺へいくのにも迷う事はありません。
ここまで来ると、天竜寺あたりの喧騒はなんだったんだろうと思うぐらい、靜かです。
国宝の三国伝来の釈迦如来立像のほか沢山の素晴らしい仏様がおられるスゴイお寺なのに、どうしてこんなに人が少ないのかが不思議です。
この二つの建物の間に、豊臣秀頼公の首塚がありまります。 |
本当に静かな境内でしょ。
正門横には、森嘉豆腐店があります。京都の料亭が買いに来るというお店です。