福井県小浜 城下町と寺
古代から日本海を隔てた対岸諸国との交易が開け、日本海側屈指の要港として栄え、陸揚げされた大陸文化や各地の物産は「鯖街道」などを経て、近江、京都、奈良にもたらされました。
北陸圏域の福井県にありながら、風俗、習慣、言語などは近畿圏域との歴史的・文化的つながりがあり、気候も概ね穏和・温暖だそうです(HPより)
東大寺のお水取りの水もここの「神宮寺」の水が使われるそうだから、そこからも都とのつながりがわかります。
近世は「小浜城」があり、城下町として栄えました。
今城址が小浜神社になっていて、天守閣の石垣が残っています。
築城は慶長6年京極高次が着工し、その子忠高が城の大半を造り、寛永11年(1634)酒井忠勝が藩主となり三層の天守閣を築いた。
そして、明治4年まで酒井氏260年間の居城であったが、明治4年廃藩置県後大阪鎮台第一分営を設置する工事中に失火、大部分を焼失。
石垣だけが往時の面影を伝えています。
2004年に訪れたときの小浜のパンフレットです。
2011年お盆に訪れたときのパンフレットです。
仏像ブームを反映しています。
本当に小さな町に重要文化財を所蔵するお寺が山すそに点在しています。
お寺の人口密度高いのではないでしょうか。
古い町並みも保存地区に指定されています。