元旦からの出会い~みたらし団子のおくた
好きな和菓子屋さんの「樫屋さん」を覗いたら、今日は「予約のお客さん」のみということだったので、ならまちをぶらぶら歩いていると、道沿いにみたらし団子やさんを見つけて、中に入りました。
お店の中に入ると、食べるところは一列に並んだ5人~6人掛けられるテーブルとその奥に2人掛けテーブルがふたつぐらいのこじんまりとしたお店です。
「中で、食べられるは、みたらし団子のみでいいですか?」といわれたので、勿論OK
そこで、おばさんが1人、みたらし団子を食べておられました。
私達家族が一列に腰掛けると、そのおばさんが「みたらし団子が焼きあがるのを待っている甲斐のある味ですよ」と声掛けてくれました。
おばさんは、大晦日に東大寺大仏さんに会いに泊りがけで来て、昨日は小窓から大仏さんのお顔を拝むことができ、今から興福寺に行きますと話しをされてすごくパワフルな人でした。
そうこう話しているうちに私達の前に炭火に焼いた出来立てのみたらし団子が運ばれてきました。
甘口のたれが4人で辛口たれが1人で、食べてみると、みたらしの作りも微妙に変えてあります。
食べているときに、大量にみたらし団子を買いに来た人と話をしているのを聞くと、ここは昔からご主人のお父さんがやっていたのを、息子さんが転職して、後を引き継いだそうです。
和菓子作りから販売まで全部ご主人が1人で切り盛りしているというから驚きです。
そのみたらし団子の美味しかったこと!手造りの本当の美味しい心のこもった美味しいみたらしでした。
それから、お店に並んである、和菓子を買って帰りましたが、それが、また美味しい。
味と値段を比べたら安いと思います。
ならまちを訪れたら、是非行かないといけないお店がまた一つ、増えました。