言論の自由を考える5・3集会に参加
この集会は今年で24回を数えます。
恒例行事のようにこの集会には何年も前から参加するようになっていますが、毎年、著名な方がパネリストに登場します。
今まで、故人になられた筑紫哲也や田原総一郎、野中広務、御厨貴、加藤紘一、小宮山洋子、渡辺えり子など蒼々たる人たちが登場しています。
毎回事前申し込み制で届いた参加はがきを受付で出して、そのとき赤いリボンをもらい、それを胸かどこかにつけての入場となります。
13時開会で最初に阪神支局襲撃事件のDVDを見て故小尻記者のご両親の近況が報告され黙祷があります。
そのあと基調講演→パネリストによるディスカッションがあり質疑応答があるのは毎年同じです。
でも、この集会に行き始めたときはまだ時効にもなってなくて故小尻記者のご両親もお元気で自宅で法要を営んでいました。
が、今年はご両親とも高齢になられて別々にホームに入っておられるそうです。
過ぎ去った年月の長さを感じます。
今年は、基調講演・パネリストが映画監督・作家の森達也さん パネリストは金平茂紀 TBS「報道特集」キャスター・板橋洋佳 朝日新聞記者・堀江貴文 元ライブドア社長
司会が朝日放送アナウンサー 浦川泰幸
森さんのお話も是非聞いてみたかったのですが、今年はなんといっても一番の注目は、ライブドア(現LDH)をめぐる粉飾決済事件で懲役2年6か月の実刑が確定したばかりの時の人ホリエモンです。普通は、だいたいどの人も、それなりの格好で登場しますが、ホリエモンは上がジャージーで下がジーパンでそれにまず驚き!でした。
収監される前に言っておきたいことはだいたい喋ったとあとでいうぐらい饒舌でした。
その存在感とパワーは普通ではなかったですが、自分の言いたいことだけ言う人ではなく他の方の話もちゃんと聞いて、パネリストに質問もしていました。
板橋記者は、村木さんの郵便不正事件逮捕で大阪地検の不当逮捕をスクープ記事を書いた人です。
朝日新聞のスクープだったんですね。
13時から17時過ぎまで、2回の休憩を挟んで、約530人の人が聞き入る実りある集会だったと思います。