五山の送り火

肉眼でははっきりと見えたのですが、私のデジカメでは、これが限度でした。写りがチョー悪いですが、ご容赦を。左の写真は妙法の「法」、右は舟の形なんですが、わかりますか?

京都の四大行事(祇園祭・葵祭・時代祭・五山送り火)のひとつの五山の送り火を、今まで生きてきて実際に見たことがないので、これは見らずばなるまい‥と夕方から出かけました。名神高速も渋滞に巻き込まれることもなく京都市内に入ることができました。

出町柳のデルタのところからはすべての文字を見ることができるそうですが、すごい混雑だそうなので、穴場へ向かいました。

「大文字」「松ヶ崎妙法」「舟形万灯篭」「左大文字」「鳥居形松明」以上の五山で炎が上がり、お精霊さんと呼ばれる死者の霊をあの世へ送り届けるとされる。

実際に見に行って、送り火の起源はなんだろう?とか誰がこの大変な作業をされるのだろう?とか疑問点が出てきたが、公式な記録が存在するわけでもないそうで、場所と行為を特定した史料が登場するのは近世に入ってからだそうだし、大文字の筆者についても史料ごとに差が見られるようで、今ひとつ確実なものはないらしい。

鳥居形以外は大谷石で火床を作って、その上に薪などを組んで点火し、鳥居形以外は保存会の方による寺の檀家による世襲で行われているそうだ。鳥居形は松明をそのまま突き立て、有志の方の運営だそうです。

時間も8時一斉点火ではなく、妙法は8時10分で、舟形はそれより遅かったです。

私たちが見た場所は北山の狸谷不動尊の駐車場で、その日は駐車場も開放されていて、地元の方が訪れていました。だから人も少なく静かで、ゆっくりじっくりと送り火を見ることができ、おごそかでシンプルな行事であると感じました。こんなに大掛かりに火を焚いて送らなければならないほど死者の霊に帰って欲しかったのだろうか、とか怨霊をあの世へ確実に送り届けたかったのかもしれないと感じながら火を眺めていました。

狸谷不動尊に来るのは初めてで、駐車場の上に本殿がありますが、パワースポットでした。

本当に後は、山が建物のそばまで迫っていますが、結構大きな修験道の聖地のようです。夜は人気がなく、怖いぐらいですが、東山からずっと山が続いているようです。神聖な行事を神聖な場所で、ゆっくりと見ることができて良いお盆の〆ができました。

さあ、明日から仕事するよ(ーー;)