半端じゃない鳥居の数 2008年7月14日

とても暑い日だったのですが、京都に行ってきました。盛りだくさんな内容で、あちこちうろついてきました。

 

 最初、午前中は、伏見稲荷大社に詣でました。全国に3万社ある稲荷大社の総本宮です。稲荷山に大神さまが御鎮座されてほぼ1300年経つというのですから、ご利益も本物というか、昨日も神楽の舞付でご祈祷をされていました。おかげで生演奏で巫女さんの舞を見ることが出来ました。また、甲子園球場の22倍の境内に朱の鳥居のい並ぶ様は壮観で昼なお鬱蒼としており、神が宿っているお山を実感してきました。鳥居の数は本当に半端じゃないです。

 

 それから東福寺の天得院が今桔梗の季節だけ特別拝観していて、枯山水の石と緑の庭に紫や白の桔梗が彩りを添えて趣がありました。 

 

 

 お昼はあまから手帖に掲載されていた「かじ」で京料理を満喫。3700円の値段で手抜きのない10品の真心の篭った美味しいお料理に舌鼓を打ちました。おもてなしの心に心も舌も大満足しました。

 

 

それから建築雑誌に掲載されていた、烏丸蛸薬師の「フローリングカラスマ」の建築探訪。

 

ここは大正5年に建てられ、つい最近まで北陸銀行京都支店だったところが、今はカフェとなっています。今大正時代の銀行がカフェやスィーツの変身している店舗は多いですが、ここは1階が天井まで5m、2階は4mの二階建てで広々とした空間です。大正時代の建物が大事に現役で使われていることはまさにecoです。

 

それから、今まさに京都は、祇園祭一色です。

 

北は姉小路通から南は松原通まで、東は東洞院通から油小路通までの狭い四方の中に、32基もの鉾と山が、土台だけのものから組みあがったものまでが並んでいます。

 

いろいろ見て歩いていたら、丁度、放下鉾(ほうかぼこ)の曳き初めに出会いました。私たちも綱を持って引っ張っることがことが出来て、しっかりと祇園祭に参加してきました。鉾に乗っている人はみんな本番と同じ着物姿にこんちきちんの音色で本番さながらでした。おまけに、綱を曳くと厄除けになるそうです。綱を曳いた人に団扇も配られ、祇園祭は町衆が作り上げているのだと実感しました。

 

しかし、鉾の高さは、なんであんなに鉾頭まで高いのか?榊や真木を立てるのか不思議です。

 

とにかく昨日の京都は暑かった。

 

スィーツ大好きなので、帰りに京都らしく生麩と粟麩の入ったロールケーキ(朝日新聞に紹介されていたお店)を買って家路に着きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お昼はあまから手帖に掲載されていた「かじ」で京料理を満喫。3700円の値段で手抜きのない10品の真心の篭った美味しいお料理に舌鼓を打ちました。おもてなしの心に心も舌も大満足しました。