この行列は? 

京博の宣伝もスゴイものがありますが、等伯は国民的画家だということを改めて感じました。
阪急梅田駅を降りると、等伯展の宣伝ポスターがでかでかと貼ってあります。独立行政法人だからここまでしないといけないのかな?と思ったのは私だけかな。大々的な宣伝です。

2005年、GWを利用して等伯の出身地、石川県の七尾美術館に「松林図屏風」を見に行って感動してから5年目の再会です。七尾美術館では、確か屏風仕立てでジグザクに飾ってあるように記憶していたのですが、今回は平面展示でした。展示の仕方で雰囲気が違いました。

智積院でいつもガラスなしで見せてもらっている楓図壁貼付図と松に秋草図屏風も歩いて5分の所ですが、出張です。

没後400年で国宝3点、重文30件を含んだ史上最大規模の大回顧展ということで大勢の人が詰めかけていて、京博のHPでは、入管待ち時間までお知らせしてくれています。
2002年の、雪舟展もすごい行列だったなぁ。

写真は、見終わって出てきたときの入館待ち風景です。

グッズコーナーも大繁盛していました。

京都本法寺の「仏涅槃図」が本当に巨大な大きさで圧倒されます。天井から平面では吊るすことが出来ず、そのまま下に向かって広げていますが、掛けること自体が大変だったと思います。
今回は後期展示の「枯木猿猴図」を是非見たかったので、混雑覚悟で出かけましたが、このぐらいの朝の行列では、入ってしまうとゆっくりとお目当ての作品を鑑賞することができました。

等伯は、国宝3点もさることながら、重文が30点もあるなんて、知らなかったです。重文に指定された良い作品がたくさん残っているのは、京都の寺の障壁画をたくさん描いたからでしょうか。

能登の絵師から京へのぼり、千利休や秀吉に見出されて上りつめて金碧画を描き、その後、愛息の久蔵を亡くし悲しみの中から、松林図屏風という水墨画の最高傑作に到達した等伯の人生の変遷が良くわかる構成になっているように思います。改めて京博ってすごいって思います(ド素人なのにスミマセン)

平常展示館が建替え工事しているためかミュージアムショップが入り口付近に出来ていて買いやすくなっているように思います。平常展示がないのは残念ですが致し方ありませんね。

長谷川等伯展はこの日曜日で終わります!あと4日です!