万灯供養会と万灯篭 

以前大晦日の寒い夜、中門の外で1時間ほど門の開くのを待っていたことがあります。参道の脇で「とんど」が焚かれていたのですが、それでもとても寒かった。でも中門が開いて中門の木に乗って窓から大仏さまのお顔が見れたときの感動は寒さを忘れさせてくれました。

そして、今度は暑いお盆の拝顔です。大仏殿のまわりに2500基ほどの灯篭が並べられた様は壮観で幻想的な雰囲気が広がってこちらも感動です。

殿内での僧侶の読経も荘厳な雰囲気も醸し出してくれて、大きな大きな大仏殿に入り、大仏さまを見上げるとやっぱり偉大な大きさです。

大仏さまのお顔を見ると、奈良時代の大仏さまはどんなお顔だったのだろうといつも考えてしまいます。興福寺国宝館の山田寺仏頭よりもう少しおとなっぽいお顔だったのではないかと想像していますが、どうでしょうか。

南大門を通行不可になっていたので、慶派一門の仁王像を仰ぎ見ることは今回はできませんでした。

これは春日大社の中元万灯篭です。一の鳥居からずっとずっと両側の石灯篭の明かりを頼りに歩いて春日大社本殿にたどり着くとやっとお目当ての釣灯篭にたどり着けました。

広い境内なので、結構歩いて汗だくだくになりました。寒い冬でも歩いていくと温まるぐらいだから、この酷暑の中夜とはいえ、全身汗だらけになりましたが、大勢の人が頑張って歩いていました。

回廊内参拝で釣灯篭の美しいのを見ようと思うと別参拝で500円がいりました。

石灯篭約2000基、釣灯篭約1000基だそうですが、やはり釣灯篭が社殿をバックに華麗さが映えます。神秘的で美しかったですが、人が多いのと、立ち止まらないで下さいとのアナウンスでせかされたのが残念でした。あとは2月の節分のときも万灯篭をみることができるそうです。

 春日大社と大仏殿という奈良のスペシャルな夏の夜を満喫してきました。