緑に囲まれた三井寺 

天武天皇の時代に大友皇子の子大友与多王によって創建されてから智証太子円珍によって南都の寺をも凌ぐ大寺になって以来、幾多の戦乱に巻き込まれながらもそのたびに復興を遂げて今日に至っているという風格を感じさせてくれます。
駐車場には遠方からの観光バスが並んでいるにも関わらず、境内が三十五万坪と広いため、静寂さえ感じさせてくれます。

立派な石垣と緑緑したふわふわの苔とが雄大な雰囲気を醸し出しています。

 

北院の法明院です。

金堂や観音堂がある仁王門を一旦出て、北東に山道を登り、途中に大津市歴史博物館や弘文天皇陵に警察学校、マンションなどが入り組んでいるのを通り、やっと辿りつきました。とても解りにくかったです。

途中に国宝の新羅善神堂があります。
中には、新羅明神像(国宝)が祀られています。

どこまで、三井寺の敷地なのかがよくわかりません

 ここにフェノロサとビゲローが眠っています。
写真はフェノロサのお墓です。

一般的にはフェノロサが有名ですが、ビゲローは、とても裕福で狩野芳崖や橋本雅邦の生活援助をしたり、社寺修復に費用を投じるほか、「古社寺保存法」の制定にも関わっているといいます。
 また、膨大な古美術品コレクションの蒐集を行っていて、その高い鑑識眼と美術品への愛情、日本美術界や文化財保存へ果たした後援者としての数々の貢献を知れば知るほど、もっともっとその名が残されても良いのではないかと感じてしまうと書かれているのを読んで、一度訪れてみたいと思っていました。