室生の村の極上の精進料理 一如庵 

道沿いにお店はあるので、田舎でも迷わずに辿りつく事ができます。

予定を変更して11時ジャストには、うまく到着できました。

11時スタートのお客様が他に2組あり、ほぼ同時刻に到着です。

古い民家を改造してあるのですが、程よい加減に改造されているのです。

床の間は梯子に絹古布が掛けられています。右側は押入れを取り外し床の間のようにしつらえています。

う~んうまい!いいセンスだと思います!

最初に、嫌い食材がないかどうか訪ねられました。

ほぼないのですが、出てくる食材の中に納豆がでてきました。

納豆食わず嫌いですが、料理方法によってはOKなので、どのように使われるか聞いたら、それはお楽しみだから、本当は言えないのですがと、そっと教えてもらいました。

そして、その料理方法ならOKと返事しました。

隣の縁側の方は、「肉の脂身が駄目」と言ってましたが、ここは菜食料理ですよ、と心の中で突っ込みを入れていました。

結構不便な場所にあると思うのですが、隣の方は二人ともアルコールを召し上がっていました。

とても美味しそうだったのですが、そこは、我慢我慢。

最初にコーンスープ。上に自家製のおこげと青じそを揚げたものがガラスの冷えた器に盛られて出てきました。

ベビーコーンのつぶつぶとトマトが中に入っていて絶妙な味でした。

 

真ん中、もずくでその上は枝豆の白和え、手前はなすびのお寿司、後はきうり酢の物

どれも美味しかったのですが、特に、なすびのお寿司がビックリ!(^^)!で絶妙なあじでした。

そばがき

自家製ブレンドの醤油と塩で。料理も醤油も美味しい。

万願寺とうがらしと納豆の青紫蘇巻きの天麩羅。

ここに納豆が使われていましたよ。美味しい。

おそばが登場する前のおだしのセットポジション

このお蕎麦の美味しいこと(●^o^●)美味しいこと(●^o^●)

私達が食事をしているときにお客様が2人入ってこられましたが、予約していなかったのか帰っていきました。

こんな美味しいものが食べられなくて可哀想。

すると、またお客様が、入ってきてその人たちは左手間の囲炉裏の前に座っておそばを食べていました。

お蕎麦もおいしいのですが、ここまで来てお蕎麦だけしか食べないのはもったいない。それも可哀想。

いろんな穀物の入ったごはん。蕎麦汁、お漬物

デザート

お箸を買いました。職人さんの意向で無塗料です。

とてもお蕎麦も食べやすく、使いやすかったので、購入しました。一膳700円

帰りにお会計をしていたら、電話が入っていましたが、この日は、もう用意している蕎麦が残り少ないと話されていました。

食べられないのはとても残念ですね。

お料理を作っているのは男の人一人です。だからみんないっせいにスタートというのは納得です。

これだけの料理を別々に来られては対応できません。

是非遠くても予約して行ってみて下さい。

肉も魚もなく、菜食とそばでここまで満足させてくれるお店です。

二の膳¥3,200円

ごちそうさまでした。