奈良時代中頃までは 1番大きなお寺は 大安寺 

大安寺といえば道慈。702年に入唐し、17年もの間唐で学び、帰国後は大安寺を拠点に仏教界の中心で活躍をしたそうです。菩提僊那など中国僧やインド僧などが居住して国際交流の拠点となっていました。

今の寺域は、かつての5%にも満たないそうです。少し見づらいですが、黒線で囲ってあるのがかつての寺域で、その中の小さな左隅の黒の囲いが今の大安寺。
上の黒枠が食堂で下の四角い枠が向かって右が東塔跡、左が西塔跡です。

よく1番のつくお寺で、奈良時代中期までは一番大きなお寺で、平安から鎌倉にかけて衰退し江戸時代には大安廃寺とまで言われていたそうです。それからここまで復興を遂げています。
奈良時代中期頃製作された9体の大安寺にしかない特色を持った木彫仏が伝わっています。
いずれも手は近世~近代の後補だそうです。

5月9日まで、いつもは別々に公開される本尊の十一面観音と馬頭観音が、平城遷都1300年記念事業で、同時公開されています。

十一面観音さまは手だけではなく、首から上は室町時代の後補だそうです。