大野磨崖仏 奈良室生

宇陀川の対岸に高さ30mの大岸壁に刻まれている。

岸壁を高さ13.8mにわたって光背形に掘り窪め、その中を平滑に仕上げた上で、像高11.5mの弥勒仏立像を線刻であらわす。

興福寺の僧、雅縁の発願により1207年製作開始。

同3年に後鳥羽上皇臨席のもと開眼供養が行われた。

作者は宋から渡来した石工・伊行末の一派と考えられる。

山城の国笠置山にあった弥勒の大石仏(現在は光背のみが残る)を模したものである。

岩盤からの地下水の滲出等で剥落の危険があったため、1993年から1999年にかけて保存修理工事を実施。

岩表面の苔類の除去や地下水の流路を変える工事などが行われた。

梵字が見えます

ライトアップ用の電気が備え付けられています。

笠置寺と違って線刻が良く残っています。

大野寺からみると、一番良いアングルから見ることができるらしいですが、拝観料節約して、道から拝観しました。

それでも十分だと思います。