天神祭りの船上より花火見上げる 

毎年、テレビのニュースで見るだけだったので、あのお祭りはテレビで見るものと云う感覚だったし一生そのつもりでした。
ところが世の中は何が起こるかわかりません‥船渡御にお誘いを受けて、船の上からお祭りに参加して、すっかり大阪人になりきることができお祭りを堪能してきました。

出航前の船の様子。

天神橋の袂に、何艘もの大きな船がつながれていています。
余りの数の多さと船の大きさに圧倒されました。

私は岸から2番目の「天神講」の赤い幟のある船に乗り込みます。
一番の心配はお天気。
此処のところはずっとお天気は不安定で、ゲリラ豪雨が続いています。この日も朝からすごい雨でした。雨天決行と聞いて、雨傘と雨合羽を持参して用意は万端ですが、キリスト様お釈迦様アッラーの神とあらゆる神と仏にお祈りしました。

 

一緒の船にのった舞子さんの衣装です。

100人いるのか200人いるのかわからないぐらいの大勢の舞子さんが船に乗り込んできました。
みんなこのカッコ良い衣装です。
晒し巻いて髪型も化粧もバッチリですごくかっこよくてかわいかったです。
後姿を撮らせてもらった人は、舞子のリーダーだと思います。きちんとみんなを纏めて引っ張って礼儀正しくて輝いていましたよ。

 

船から橋を見上げると。

船の中はとても涼しくて、風が心地よかった。

大阪は水の都だと実感しました。
いくつもの橋の下をくぐって運行していくのですが、橋の高さが低いので、橋を通るたびに、みんな船に座らないと危険!なのにビックリしました。

行きかう船同士の挨拶で、大阪締めの手を打ち合いました。

船から見た花火

乗船している船が、ある場所を通るとその船のために花火を打ち上げてくれるんです。 
この船の為の花火なんですよ。
間近で打ち上げてくれて感激しました。

6時半~9時半までの3時間の船渡御体験でした。船の舳先についてくださる方の優しさに守られ、また、神仏のご加護もあり、雨も降らず花火も楽しむ事が出来、天神祭りを満喫してきました。
舞子さんたちは、これから天満宮に宮入に行くそうです。ご苦労様。