東大寺万燈供養会
夜7時から門が開きます。
お正月は無料で入れ、本当に真正面から御尊顔を拝することができますが、夏は真ん中にたくさん灯篭が真真ん中に並んでいるので、本当の正面からお顔をみることはできません。
「歩く足は止まらないように!」「真ん中には行かないように!」とお寺の人が何人も警備に当たられていて言われるので、絶対立ち止まったり、真ん中の灯篭の中に割り込むことはできません。
その点、大晦日は寒い中じっと並んで待たないといけないのはつらいですが、真正面からじっくりとお顔を見ることが出来て本当に感激します。
夏は、拝観料が500円要りますので横に回って拝観料を支払って中央に行きます。
だから真正面からは入ることはできません。
スゴイ人なので、安全のため歩く順路も決められています。
こちらからあちらへという風になっているので、逆行はできません。
ずっと読経が途切れることなく続き厳かです。
江戸時代復興期の毘沙門天像。
広目天像も立っていますが、持国天、増長天は未完成に終り、頭部のみ置かれています。
鎌倉復興期の慶派一門が造立した四天王が大仏様の廻りを今尚警護してくれていたらと思います。
この時の大仏様と四天王、脇侍がことごとく失われているのが残念です。
本当に大勢の人出で東大寺はごった返していました。