最近、おしゃれでメンテナンスが楽な庭として注目されているのが「ドライガーデン」です。
乾燥に強い植物を取り入れたデザインは、モダンな住宅やカリフォルニアスタイルの外構とも相性抜群。
さらに、水やりの手間が少なく環境にも優しいため、忙しい方やエコ志向の方にもおすすめです。
本記事では、ドライガーデンの特徴や魅力、施工のコツについて詳しく解説します。
目次
1. ドライガーデンとは?
ドライガーデンとは、乾燥地域に適した植物を中心に構成された庭のことです。
水やりの手間が少なく、自然でモダンな雰囲気を演出できるため、日本でも人気が高まっています。
特に、砂利や石を活用したデザインが特徴で、スタイリッシュな外構デザインとして取り入れられることが増えています。
2. ドライガーデンの魅力とは
① ローメンテナンスで管理がラク
ドライガーデンに使用する植物は乾燥に強く、水やりの回数が少なくて済むため、手間をかけずに美しい庭を維持できます。
忙しい方やガーデニング初心者にぴったりです。
② モダンでおしゃれなデザイン
シンプルで無駄のないデザインが魅力。モダンな住宅やカリフォルニアスタイルの家との相性が抜群です。
さらに、乾燥植物のユニークなフォルムを活かすことで、個性的な空間を演出できます。
植栽の形や配置を工夫することで、シックでありながらも遊び心のあるデザインを実現できるのも魅力のひとつです。
③ 省エネで環境にやさしい
水の使用量を抑えられるため、エコな庭づくりが可能。地球環境に配慮した外構デザインを考えている方に最適です。
長期的なコストパフォーマンスも魅力の一つです。
3. ドライガーデンにおすすめの植物
ドライガーデンには、乾燥に強く、水はけの良い環境を好む植物が適しています。代表的な種類を紹介します。
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アガベ:シャープな葉が特徴で、モダンな雰囲気を演出。
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ユッカ:強健で手間がかからず、ダイナミックな印象に。
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オリーブ:シルバーリーフが美しく、ナチュラルな雰囲気にも合う。
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サボテン・多肉植物:個性的なフォルムがアクセントに。
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グラス類(パンパスグラス・カレックスなど):動きのあるデザインを作るのにおすすめ。
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4. おしゃれなドライガーデンを作るコツ
① 砂利やロックを活用する
砂利や大きめの石を使うことで、ドライな雰囲気を演出しつつ、雑草対策にもなります。
② 高低差をつけたレイアウト
植栽やオブジェを配置する際、高低差を意識することで奥行きのあるデザインになります。
③ アクセントとなる植物を選ぶ
アガベやユッカなど、フォルムが特徴的な植物をポイントとして配置することで、デザイン性がアップします。
④ 外構アイテムと組み合わせる
コンクリートやウッドデッキと組み合わせることで、より洗練されたデザインが可能になります。
5. ドライガーデンの施工事例
当社では、これまでに多数のドライガーデンを手掛けてきました。その一例をご紹介します。
事例1:モダン住宅にマッチするシンプルなドライガーデン(兵庫県姫路市H様邸)
モダンなコンテナに、ユッカエレファンティペスの幹モノを中心にアガベ、セダムを配置したシンプルなデザイン。
弊社が提案する、成長をコントロールし易い箱の中で庭を造り、楽しめる「箱庭」スタイルで造りました。
ガルバリウムのクールな外観の住宅にぴったりの庭を実現しました。
事例2:カリフォルニアスタイルの外構デザイン(兵庫県神戸市)
ウッドフェンスと組み合わせ、ドライガーデンを取り入れたアメリカ西海岸風のデザイン。
ドラセナ、ソテツなどの庭木に、色鮮やかな花を添えて、おしゃれな雰囲気に仕上げました。
6. まとめ
ドライガーデンは、手間をかけずにおしゃれな庭を作りたい方におすすめの外構スタイルです。
適した植物やデザインのポイントを押さえることで、個性的で魅力的な庭づくりが可能になります。
ぜひ、お住まいの外構にドライガーデンを取り入れてみてはいかがでしょうか。
当社では、ドライガーデンの設計・施工を承っております。興味のある方は、お気軽にご相談ください!