兵庫県西宮市で、自然素材のフレンチシックな家を建てられたお施主様。
エレガントな雰囲気があるナチュラルな建物で、工務店の方のご紹介で外構をさせていただくことになりました。
プラン図面と、お施主様のイメージの写真などを拝見しながら、何度かお打合せをさせていただきました。
既存の壁があったため、その土留めを石積みですることになり、思い切ってガーデンが楽しめる外構にすることになりました。
もともと、とても植物がお好きな方で、家の中にテラスもありますが、緑に囲まれたフロントガーデンが楽しめる空間にしています。
自然素材をたくさん使い、素朴でナチュラルなフレンチスタイルの外構が完成しました。
外構のイメージ図面
テラスのお庭のイメージ図面
アプローチは、アンティークな石畳み。
この石はヨーロッパから輸入した石で独特の風合いがあります。
アプローチの横にも植栽が広がり、ジュンベリーの枝が程よく、門扉の内側のアプローチを隠してくれます。
既存の壁の土留めを、丹波の石積みで造りました。
今、石積みは少なくなってきていますが、植物の器で石に勝るものはありません。
石積みがあることで、外構がナチュラルな雰囲気に。
駐車場の奥の花壇は、中庭のテラスからも眺める空間でもあります。
アオダモのグリーンが美しく広がり、少し洋風な雰囲気の植栽にしています。
門柱の枕木は、ユーカリの古材のもの。
もともと、お施主様は門塀などをお考えでしたが、駐車場の左に丹波石の石積みがくることになり、門まわりももう少しガーデンを楽しむ雰囲気にしたいということで、枕木にしました。
門柱周りも、同じ枕木でゆったりと区切っています。
門扉は、すっきりしていて、エレガントな飾りが入ったものです。
門扉をあけると、石敷きとリピアのグランドカバーが広がります。
お庭のテラスは、アンティークなテラコッタタイル仕上げで、温かい雰囲気に。
ガーデンシンクはシンプルなものを選びました。
テラス前は、ライラックやアジサイなどを植えました。
草花は少し陰めが好きな植物も楽しめるようにしています。
ホタルブクロやウツボグサ、ギボウシなど。
お部屋の窓の前には、ソヨゴを植え、緑が楽しめるようにしています。
枕木の門柱の門扉をあけると、ナチュラルな玄関アプローチが広がります。
お隣との目隠しは、ホワイトにペイントしたガーデンフェンスを取り付けました。
アプローチの舗装は、アンティークな石を模様に入れた土風仕上げです。
