9F最上階のこのベランダガーデンは、出幅1.5m、間口8.5mで、三つの部屋に面しています。
床は段差をなくしたウッドデッキにし、冷たい感じのアイアンのフェンスには、ランダムなウッドフェンスを取り付け、斜めのタイル貼りの梁はウッドフェンスでラップしてやわらかい感じになりました。
9F最上階のこのベランダガーデンは、出幅1.5m、間口8.5mで、三つの部屋に面しています。
床は段差をなくしたウッドデッキにし、冷たい感じのアイアンのフェンスには、ランダムなウッドフェンスを取り付け、斜めのタイル貼りの梁はウッドフェンスでラップしてやわらかい感じになりました。
居間の前には、テーブルといすがあり、食事やお茶をしながら素晴らしい眺めが楽しめる庭。
食堂からみえる庭には、アールの手造りのコンテナを造り、ガマズミ、アセビ、ローズマリーなどを植え、庭いじりが楽しめます。
窓越しのテーブルでお茶を楽しむ、ちょっとしたカフェ気分ですね。
和室のスペースには高窓越しに寒竹が楽しめ、室内から見えない部分は物干しなど勝手スペースに。
窓越しの寒竹も成長します。
完成時
隣のマンションの急水槽が目障りなので、アールの打放しの壁にU字溝のコンテナを取り付け、ステンレスのメッシュを丸太で支えて、アイビーが絡む目隠しフェンスを造りました。
この小さなベランダガーデンの凄いところは、年々進化しているところです。備え付けのコンテナには幾層にも植物が植えられ、てんこ盛状態に。それでも足らじと幾鉢ものコンテナが追加され今やベランダジャングルと化し、野鳥にはなくてはならない大都会のオアシスとなりました。
この庭の使い手の思いと献身的な庭いじりによってプロの造り手の想像をはるかに越えた小さくてもそれ自体で自立した生態のつながりを持つような素晴らしい庭が出来ました。
ここのベランダガーデンで私たちは庭造りの一つの大きな答えを得ることが出来た気がします。